チェコの伝統的な工芸品でもあるガラス。
チェコのガラス工芸の歴史はかなり古く13世紀にも遡ります。
教会で使用されるステンドグラスの生産から始まり、徐々に芸術的な美しさをもつガラスは世界に認知され、 アート分野においても代表的なアートガラスとして地位を確立してきました。

このアートガラスはチェコスロバキアの代表的な芸術家、 Pavel Hlava/パヴェル・フラヴァ（1924-2003）の作品。
現代ガラス彫刻のパイオニアのひとりでもあり、革新的な視点からデザインするガラスは、 現代ガラス芸術の新しいジャンルを創造してきました。
彼女が残した作品は現代でも世界中で高い評価を得ており、日本では富山ガラス美術館などで展示がされております。
この一輪挿しは60年代頃にデザインされた名作。
チェコの優れたガラス工房「EXBOR」で製造されており、 グラデーションの綺麗な色合いに、水滴が垂れるような浮遊感のあるデザイン。
この一輪挿しはチェコのみならず世界で人気を博し、様々なカラーが作られましたが、 王道のカラーはこのピンク系のカラーリングです。
影まで美しくなるよう計算されたデザインは、花瓶でありながらも優れた芸術性を感じさせる完成度の高さ。 眺めているだけで惹きこまれてしまい、美術館で美術品を見ているかのように錯覚させられます。
 

ITEM SPEC 

ブランド名	EXBOR
商品名	Pavel Hlava Art Glass Vase
サイズ	W900×H245×D65(mm) 開口部 φ12(mm)
素材	カリガラス
ラッピング	対応しておりません
備考	ヴィンテージ品のため、 経年による汚れや傷、製造工程でできた気泡がございます。 また、底部の刻印は薄くなっております。 予めご了承ください。